在英邦人向けの年金・非課税貯蓄制度

ケンブリッジに長期滞在をしている日本の方々と話す機会があったので、気になる英国と日本の年金制度・貯蓄制度を調べてみました。

ところで、僕はファイナンシャルアドバイザーの資格を持っていません。

そのため、今回の記事は制度に対する理解を深めるための備忘録であり、読者個人に対して特定の行動を促す金融アドバイスではないことを明記しておきます。

この記事は素人の備忘録なので、間違いが見つかった場合はご報告をお願いします。🙇

まずは、我らが日本政府がまとめてくれた「主要国の年金制度の国際比較」を見てみましょう。

日本制度を赤、英国制度を青で囲いました。

日本は二階建て制度で二階部分が台形で で、一方の英国は国家年金(State Pension)の1階建て制度。

簡潔にまとまっていて分かりやすいのですが、英国で働く日本人にとっては「あれ?🤔」と疑問を感じる部分があるのではないでしょうか。

  • 英国には日本の厚生年金保険に対応する制度はないのか。
  • 人事に説明されたworkplace pensionとは何だったのか。
  • 日本の年金制度は三階建てではなかったのか。

…僕はそう思いました。

更に、「年金だけでは暮らせない」と言われる今、年金制度だけではなく、NISAやiDeCoと言った非課税貯蓄制度も気になります。

そんな訳で、次のページでは私的年金制度や非課税貯蓄制度を含めた、更に包括的な日英制度比較表を作ってみました。

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