Author Archives: yutakang

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Proofs and More

在英邦人向けの年金・非課税貯蓄制度

ケンブリッジに長期滞在をしている日本の方々と話す機会があったので、気になる英国と日本の年金制度・貯蓄制度を調べてみました。 ところで、僕はファイナンシャルアドバイザーの資格を持っていません。 そのため、今回の記事は制度に対する理解を深めるための備忘録であり、読者個人に対して特定の行動を促す金融アドバイスではないことを明記しておきます。 この記事は素人の備忘録なので、間違いが見つかった場合はご報告をお願いします。🙇 まずは、我らが日本政府がまとめてくれた「主要国の年金制度の国際比較」を見てみましょう。 日本制度を赤、英国制度を青で囲いました。

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2022年1月-12月

例年通り2022年を1カ月ごとに振り返ります。

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2021年1月-12月

2021年はほんとうに有意義な出来事の少ない1年だった。悲しんでいたら終わっちゃった感じ。 でも、 ・断るべきことは断れた ・新しい職が見つかった ・正式に博士号が授与された ・論文一報分くらいの研究は出来た ・数学と統計を学び始めた …ので、まぁ良いのかな。

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僕の考えた最強の感染症対策💪

2020年と2021年は素人なりに感染症対策を考えた。 結果、(予防接種が出るまでは)人との直接会う交流を減らして、たくさん研究するのが僕の出来る最大の感染症対策という(当たり前の)結論に至った。 感染症対策で大打撃を受けた業界の人たちの活動が制限されている時には、自分のような在宅でほとんどの仕事が完結する人たちが思い切り活躍しなければ、全人類の進歩が遅れてしまう…という崇高な思いも少しある。 そこで快適な在宅(勤務)環境を整えることに今年はかなりの投資をした。 以下に今年買った便利商品を紹介してみる。

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欧州理系博士留学完全修了🔥

去年の12月に提出した博士論文の審査が終わり、先日口頭試験にも合格したので、これで僕の理系博士留学が完全修了した。😮‍💨 日本を本格的に出たのは2010年の夏にドイツへ修士留学に行ったのがきっかけ。 その時に既に「修士後はドイツで博士」と考えていたので、感覚としては11年がかりで博士号を取った気分。🤔 通常、大掛かりな最終口頭試験の後に簡単なお祝い会を開くのが博士号取得の慣わし。 ただし今回はコロナ禍のため、小規模のオンラインでのやり取りで済んだ。🖥 お祝い会もなかったので、オンライン試験後にベトナム足裏マッサージに行って、マッサージ師に疲れを癒してもらった。👣 オンライン会議のような試験で、そもそも試験に合格するだろうと予想出来ていた。だから、実際に合格した時も大きな達成感はなかった。 でも、試験後に自宅のベランダからシンガポール港の夜景を見た時に、以前より心が軽くなったのに気づいた。😮‍💨 きっと、10年超の任務が片付いて、肩の重荷がひとつ降りたのだと思う。🏝 せっかくの機会なので、11年前の予想や期待と今の僕の考えを列挙してみたい。 ミュンヘン工科大学の専攻のウェブサイトが手作り感満載で怪しい。HTMLを直打ちしたっぽいし、留学詐欺かもしれない。🙄 すごいや、ミュンヘン工科大学は本当にあったんだ。CSEという専攻も実際に存在した。🤠 修士3年+博士5年の8年くらいで博士号を取れるかな。頑張れば計5、6年位でなんとかなるかも?🤓 修士3年、博士準備4年、博士研究3年、博士論文提出評価1年の11年かかった。でも、2013年末にもらった博士研究の提案を受け入れていれば計8年で博士号を取れたはず。🥸 修士後もドイツで博士研究したいな。🇩🇪 ドイツ🇩🇪→オーストラリア🇦🇺→オーストリア🇦🇹→チェコ🇨🇿→日本🇯🇵→シンガポール🇸🇬の順で移動することになる。最終的に学位を出したのはオーストリア🇦🇹のインスブルック大学。今のうちにIKEAカード作っておけば? 機械学習を使った定理証明を研究したいな。🧐 がんばれ。その通りになったぞ。😎 奨学金をもらえないかな。🤨 DAADの奨学金に申し込め。返済義務が無いし、意外に競争率が低いらしい。🤑 あまり知能が高くないけれど、やっていけるかな。😰 意外にどうにかなる。多少遅くても、じっくり順を追って考える能力があればなんとかなる。多分、僕は認知の仕方が欧米人と少し違うのでそれが有利に働く時もある。😊 プログラミングが苦手だけれど、やっていけるかな。😨 がんばれ。調べろ。質問しろ。よく寝ろ。根性見せろ。設備投資しろ。👊 留学してたくさん学びたいな。🤓 研究とは「人類にとって新しくて科学的に正しい知識を見つけること」であり、「既存の知識を学ぶこと」ではない。なので、たくさん学ぶことは目標ですらない。💡 犬の最期は看取れないだろうな。🥺 弟の最期もね。生きているうちに可愛がりな。😥 defenseと呼ばれる最終口頭試験は大変そう。😱 僕の研究は世界の誰よりも僕が詳しい。だから口頭試験は恐れることはない。感染症のため、楽ちんなオンライン試験だよ。😎 博士論文書くの大変そう。😨 学会論文を「ホチキスでとめて」序文を付け足しただけ。欧州大陸の理系博士論文に有りがちな体裁らしい。とても楽だった。😙 査証の取得くらい自分でするのが一人前。😤 研究者の仕事は研究を遂行すること。査証の取得などは、極力それを得意とする人々に任せるべし。一人前の研究者は時間を有効に使うべし。😤 ドイツ博士留学を終える頃には英語もドイツ語もペラペラになっているのだろう。😁 I dreamed a dream. 😪 … Continue reading

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2021年は腰を据えて基礎固め

2020年に博士論文を提出しているので、2021年の上旬に計算機科学の博士号を取得できる見込みです。 元々別分野の出身なのに、こうして計算機科学の博士課程をほぼ終えられそうです。 しかし、それでも博士研究自体には大した苦労を経験することなく、終了に近づいています。 これにはいくつか理由があります。すぐに思い浮かぶだけでも… 4年分の給料を確保した上司のもとで研究したので、1年後の失職を心配する必要がなかったし、授業補習のアルバイトをする必要がなかった。 オーストラリアで似た分野で3〜4年働いてから博士研究を始めたので、技術的な準備と心の準備が出来ていた。 人工知能を使った定理証明という新しい風変わりな分野なので、計算機科学の基礎を知らなくても出来ることがたくさん残っていた。 人工知能と定理証明の両方が得意な人は少ないので、競争が厳しくなかった。 自分で発案してほぼ独力で進めた研究なので、常に「頑張ろう」という気持ちが湧いてきた。 同じ理由で「指導教官の指示が理解できない」とか「共同研究者が無能で足を引っ張られる」という問題からはほぼ無縁でいられた。 つまり、良いことばかりだったのですが、大きな問題が残っています。それは… 博士号を取得しようとしているのに、未だに計算機科学の基礎を知らない という事実です。

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Google Earth VRで世界の頭上から

新型コロナウイルスの感染拡大のため、海外旅行は我慢の日々が続いていますね。 そこで、Google Earth VRを使ってIsabelle/HOLで有名な街へ行ってみました。

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2020年1月-12月

あっという間に2021年も1月が終わってしまったので、急いで2020年を振り返る。余裕が出来たら写真を追加します。 2020年の目標は「毎日を大切に生きる」でした。達成具合は65%くらいかな?出版出来た論文は2報のみだけれど、書き上げられたのは4報なので、悪くはなかったと思う。 年間5報執筆が目標。でも、2021年は学びに多くの時間を割くことになるから、論文数は少なくなると思う。

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2019年1月-12月

例年通り、1ヶ月ごとに1年を振り返ります。余裕ができたら写真を追加します。 1月

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初めての単著論文

初の単著論文がAPLASに受理されました。APLASとは毎年アジアで開催されるプログラミング言語に関する中堅学会です。1年程度かかった研究の成果が二重盲評価を経て受理されたので、ひと安心です。

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2019年は無限の可能性に挑む

あけましておめでとうございます。 2018年は色々と辛い出来事が重なり研究が思うように進められませんでした。しかし、日本で死んでゆく女性や重病に苦しむ男性をみた後に欧州各地を周遊していたら、自信と意欲が湧きました。それを踏まえて、2019年はどう生きて行きたいか、何をしたいか書きます。

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2018年1月-12月

2018年はあまりブログを書けませんでしたが、例年通り月ごとに一年を振り返ります。後で時間があれば写真を追加しますした。 1月 真夜中に実家近くの神社へ初詣に行くが、すでに行列が出来ていた。少し離れた隣町の神社まで歩き、そこで初詣をする。神酒を頂いた時に「未成年?」と聞かれたけれど、最近は30過ぎの男性に年齢確認する程厳しく取り締まっているのだろうか。多分、この時に風邪をひいてしまい寝正月となる。友人女性と会う予定も変更し家で実家で寝続ける日々。なんとかオーストリア帰国前に回復するも、念のため受付窓口でビジネスクラスへ変更し快適な空の旅を楽しむ。1月末頃から、冬学期のみの留学だった寮の友達がオーストリアを去り始める。

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チェコ博士留学をはじめました

久しぶりの更新となってしまいましたが、この夏はイギリス、オーストリア、フランスでの学会に参加しつつ、拠点をオーストリアからチェコへ移しました。 そういう訳で、突然ですが、チェコ博士留学はじめました。

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暑く忙しない夏

しばらく更新出来ませんでしたが、チェコ・オーストリア留学生活を過ごしています。今年(2018年)の夏は移動が続きます。先日までの予定だと、 オックスフォードとロンドンに夏学校と国際会議と旅行で三週間弱滞在。 オーストリアの田舎町へ一週間ほど国際会議で滞在。 南仏の田舎町に4日ほど国際会議で滞在。 ブタペストに一週間弱作業部会で滞在。 主な活動拠点をインスブルックからプラハへ変更。

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オーストリア博士留学はじめました

もう二ヶ月以上前の話ですが、オーストリアのInnsbruckという小さな町で理系博士留学をはじめました。一応チェコでも博士留学をしているのですが、最初の一年はInnsbruckに頻繁に訪れるので、Innsbruck大学でも学生になるのが良いだろうという判断です。 前回のブログ記事で書いていた論文は受託されず、改善してから別の学会へ提出しました。 最近はブログを書く時間がないのですが、そこそこ元気に過ごしています。…最近は日本に帰ったりフランスに学会で行ったりで、ドイツ語の勉強をサボり気味なのですが。

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また徹夜で論文執筆

2018年もあっという間に3月ですね。年明けに体調を崩して、寝正月を過ごしてからAustriaへ戻り、1月末の学会提出用の論文〆切に向けて働いていました。今回は機械学習を定理証明に応用したソフトウェアを作成し、それについての論文を書きました。 しかし、Dataの抽出に予想以上に手間取ってしまい、「あと2日しかないのに2日以上かかる計算が残っているから、今回の〆切には間に合わないな」と悟り諦めかけた時に、会議の座長から連絡がありました。

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博士留学後の独立へ向けて

2017年後半に念願の博士留学を始めました。4年間チェコの大学に在籍しつつ、何度もオーストリアに長期出張する予定です。既に3年半も関連分野で働いたので、正直に書くと博士留学自体はさほど心配していません。今回は博士留学後どうなっていたいか、その為には何が必要だと思うか書いてみます。

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2018年は全力疾走

そんな訳で、2017年は移動に次ぐ移動で慌ただしい日々を送っていました。

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2017年1月-12月

今年はあまりブログの記事を書けなかったのですが、例年通り1年を一ヶ月毎に振り返ります。後で時間があれば写真を追加します。

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英語で海外で働いているんだぜ自慢をしたかった

先日、地元の母校で、高校生だった当時の担任の先生に「英語を使って海外で働いているんだぜ自慢」をしました。かなりがっつりと。 自分「ドイツに留学した後は、オーストラリアで働いていました。この間、契約が終了してしまったけれど、新しい仕事も見つかりました。」 担任「へー。すごいじゃーん。。」 10年以上前に卒業した高校はクラス替えがない学校で、担任の先生とは3年間毎日の様に顔を合わせていました。基本的には専門教科は担任の先生が教える仕組みだったので、英語科教員だった担任に3年間英語を教わっていました。

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12年間世界一周

初めて買った国際航空券:12万円。語学学校の授業料:1700ドル。道中で盗まれたパソコン:20万円。世界一周しながら過ごした20代:プライスレス。12年かかりましたが、小さなの頃の夢だった世界一周を先日完了しました。

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さようなら、オーストラリア

3月に失職し、契約の終了と同時にオーストラリアを出国しました。ドイツからオーストラリアへ移って3年半後のことでした。 オーストラリア出国の日、当時の同僚と住んでいたアパートで荷物をまとめて、大きな旅行用の鞄を片手に行きつけの22gという珈琲屋へ寄ると、長髪のお洒落な白人baristaに「旅行に行くの?」聞かれました。「いやー、引っ越すんだー。」と答えるとキョトンとした顔をされたのを覚えています。

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海外ニート辞めました

先日、チェコ共和国で就労を開始しました。比較的自由の効く研究職です。以前のオーストラリアでの仕事より給料は低いのですが、研究室の方向性は自分のそれと近く、仕事場の環境もこちらの方が良好に思います。海外出張の多い立場についたので、今後4年間ほどはチェコとオーストリアを行き来する生活になりそうです。 オーストラリアで失職してから100日程、主に海外を移動しつつ住所不定の無職でした。海外ニートの期間は思っていたよりずっと忙しく、気がついたら世界一周までしていました。失職してからは色々と思うこともあり、いつかブログに書こうと思います。

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初めての主著論文

先日、目標としていた国際会議に私の主著論文が受理されました。Springerのウェブサイトで公式版が提供されていますが、arXivで電子原稿が無料で入手できます。

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海外ニートにオレはなる!?

来週の金曜日には現職での雇用契約が切れ、無職になります。海外ニートという言葉は知っていましたが、いざ自分が海外ニートになる日が目前に迫ると、尻込みしてしまうというか、本当に大丈夫なのか若干の不安に駆られます。

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Sydney発の片道航空券

2017年で海外就業一旦終わりで書いた通り、研究所都合で契約が延長されないことになったため、就職活動をしています。狙いどころは以下の通り。

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2016年1月-12月

2016年を1ヶ月毎に振り返ります。

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2016年まとめ

明けましておめでとうございます。すでに2017年になってしまいましたが、2016年を振り返ります。2016年は12の目標がありました。

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2017年で海外就業一旦終わり

大学からの生活費支給の奨学金は出なかったけれど、授業料免除の奨学金の対象になっていた。研究所から生活費支給の奨学金が出るかもしれない ということを知らされ、前回の奨学金獲得失敗で消えかけていた豪州博士留学の希望が少し戻ってきたのですが、先週にその研究所からの奨学金は受給できないと連絡を受けました。まさに「灯滅せんとして光を増す」という言葉通りの展開でした。

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Next page, please.

前回から続く。 今回の出張で一番悲しかったのは、パキスタンの男性研究者が査証を得られずに現地に訪れることができなかったことです。彼が書いた論文は採択され、学会を主催していたフランスの国立研究所が正式な紹介状を発行したのにも関わらず、フランス政府は彼に査証を発行しませんでした。

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初の海外出張(仏)

前回に続き2017年3月以降の所属がまったく不明なのです。会社で色々あって、先週からは上司も雲隠れ状態。ここ1ヶ月程で4人の同僚が職場を去り、近い将来、他数名も職場を去るようです。もともと50人にも満たない部署なので、だんだんと職場内での空席が目立つようになってきてしまいました。 気の滅入る話はこの辺りで終わりにして、今日はフランス出張の話を書きます。

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雇用整理の続き

8月に雇用整理の果てにという日記を書いてから3ヶ月近く経ってしまいました。この間にフランスや日本へ海外出張に行ったり、論文提出締切に追われたりと忙しくしていました。 先日、2度目の奨学金応募の結果が届きました。残念ながら、前回に続き今回も奨学金を得られませんでした。前回応募した後に規則変更があり、海外留学生は規則変更後一回までしか奨学金に応募できなくなりました。

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雇用整理の果てに

元々所属していた研究所が更に大きな研究所と合併し、数ヶ月前まで雇用整理が続いていました。私の所属部門は撤退することなく、研究を続けることになりました。せっかくなので、幾つか気づいたことを書いておきます。

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濠の上にも三年

オーストラリアに来て三年の月日が経ちました。ドイツにもほぼ三年間滞在したので、一回りした感じがします。

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三週で三報論文執筆

先日の自作プログラミング言語に関する論文に続いて、二報論文を提出しました。ほぼ3週連続で毎週論文を提出しました。

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自作プログラミング言語

5月にオーストラリアに戻ってから、大急ぎで自分でプログラミング言語を作り、それを元に論文を書き、提出しました。大急ぎといっても、抽象構文木から下の部分は4月に試作器がほぼ出来ていたので、5月に新しく書いたのは表層的な部分(構文解析器)だけした。それでも、論文提出締め切り3週間前を切ってからの決断だったので、かなり日程が厳しかったです。

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職場移動と永住権関心意図表明

すでに数ヶ月前のことですが、2月に新しい職場へと移転し、更に3月にオーストラリアへ永住権の関心意図表明をしました。

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欧州就活旅行

4月下旬に(Munich -> Zurich -> Gothenburg)と欧州旅行をしていました。一応建前は休暇でしたが、実際は研究訪問と就活旅行でした。 ドイツ修士留学を終えてから欧州旅行をするのはこれで(多分)4回目。 1回目はインターンシップ後の2014年2月。Munichの外にはInnsbruck、Heidelberg、Manheim、Speyer、Karlsruhe、Saarbrücken、KaiserslauternとZurichも行きました。 2回目は仕事が一区切りついた2015年4月。Munichの外にはKarlsruheや、Cologne、Duesseldorf、Londonにも行きました。 3回目はミュンヘン工科大学でプレゼンをした2015年12月。 今回の旅行では、Munichで友達と会う外にPhD学生を探している教授達とZurichとGothenburgで会いました。

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まだ海外で消耗してるの?

最近、心身ともに疲れています。心当たりのある原因といえば…

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留学先の意外に良かった点

ドイツ修士留学を終えてほぼ3年経ちます。留学先を選ぶときはさほど大事とは思わなかったけれど、今になって振り返ると良かった点を3つ挙げてみます。

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オーストラリア博士留学見送り

シドニーの某大学院から合格通知が届きました。

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オーストラリア博士留学?

先日、オーストラリアの大学院の博士課程へ出願書類を提出しました。数週間後に結果が出るそうです。

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2016年

昨日今日と2016年をどんな風に過ごしたいか考えました。 研究面では…

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2015 年まとめ

2015年は5つの目標がありました。

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2015年1月-12月

2015年はあまりブログを書けなかったので、1月から12月までまとめます。

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Melbourne cup: the race that stops a nation

今日はメルボルン杯を中継で観戦しました。 メルボルン杯はオーストラリアで最も有名な競馬レースです。大抵平日の就業時間にレースがあるので、例年会社では仕事を中断して応援しています。毎年事務の人が軽食と飲み物を用意してくれるのですが、今年は事務の人が一人しか事務所にいないので、手伝うことに。今年はシャンパンも出たので、終業時刻前からほろ酔いでした。

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ドイツ留学を勧めないこれだけの理由(3)

ドイツ留学を勧めないこれだけの理由(2)を書いてから、もう1年近く経ってしまいましたが、つづきです。 一つ目の理由が「自分ではもう二度と挑戦しよう(できる)とは思わないから」で、二つ目は「何が起きても責任を取れないから」でした。3つ目の理由は一言ではうまく表現できないので、自分の経験を書いてみます。

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Verbotene Liebe

先月、Verbotene Liebeというドイツの昼ドラマが終わりました。 Verbotene Liebeはドイツ切っての長寿番組で1995年に放送が始まって以来20年以上続きました。役者が次々と入っては出ていくので、最初から最後までドラマに参加したのは役者はCharlie Schneider役のGabriele Metzgerさんの一人だけ。 題名のVerbotene Liebeとは「禁じられた恋」という意味で、浮気や同性愛などを含んだ展開が繰り返されました。役者の都合に合わせたストーリー展開も多く、お気に入りの登場人物が街を歩いていたら突然穴に落ちて死んでしまう、なんてこともありました。

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オフィス移転

6月下旬にオフィスを移転しました。と言っても、道路を挟んだ向こう側から大学構内へ移動しただけなので、距離にして300メートル程度の引越しです。 引越し自体は業者にほぼ全てを委託したので、重いものを運ぶなどの作業はほとんどせずに済みました。転居前日はFun Roomと呼ばれていた会議室でみんなでお別れパーティーをしました。 今後、豪政府からの研究所への資金援助が打ち切られる可能性が高く、以前のように設備に費用をかけられなくないようです。そのため、節約のために大学構内の安い建物へ移動することになったそうです。移動先のオフィスは大学構内の建物なので、大学教員として働いている研究者は賃料を払わずに机を使用できるようです。 移動先のオフィスはかなり手狭で個室が少ないので、少し窮屈で周りの会話がうるさいです。しかし、以前のオフィスは交通量が多い道路に面した建物だったので、大学構内に移動したことにより緑の多いリラックスできる環境にはなりました。 しかし、窓からのこの景色が見られなくなってしまったのは残念。

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WFH

WFHはWork From Homeの省略です。 4月に10人を超すteamでの仕事がひと段落して、5月にSydneyに戻ってきてからは、勤務時間の50%をPhDの準備に使うことになりました。 PhDの準備はほぼ全部自分の問題なので、同僚たちと会話することも滅多になく、出社する理由が減りました。 むしろ、出社すると同僚の会話が耳に入って集中できない。 「昨日の友は今日の敵」...という訳ではありませんが、集中している時に以前のteamの会話が耳に入ってくると、生産性が落ちてしまいます。 なので、毎週1ー2日程度は出社するかわりに家でPhDの準備をすることにしました。上司に確認したところ、週に2度あるmeetingに出る限り自宅勤務でOKだそうです。 思うに、WFHができるというのは今後の自分にとってとても重要な能力になると思います。WFHで効率的に働くことができるようになれば、かなり今後の人生設計がかなり柔軟にできるようになります。 例えば、Australianの知り合いはこちらに住みつつ、太平洋を挟んだUSの企業にWFHしているそうです。さすがにこれはまだ特殊な例のようですが、通信技術の発達でこういった例はこれからもっと増えると思います。同僚たちも子供が熱を出して保育園に預けられない時はよく、WFHをしています。 僕もWFHで効果的に働けるようになれば、仕事の場所と住む場所を独立に決められたり、子育てと仕事を両立できるようになるかもしれません。今後数カ月かけて、WFHがどのようなものか試してみます。

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一ヶ月の長期休暇

仕事が一段落したので、4月から5月のはじめにかけて一ヶ月の長期休暇を取りました。一ヶ月の休暇を取るには有給が足りなかったですが、3月に休日出勤した分だけ有給を追加で貰いました。 休暇中はオーストラリア→日本→ドイツ→イギリス→日本→オーストラリアの順に移動しました。プログラミングばかりの生活から離れて、色々思うことがありました。時間を作ってブログに書きたいと思います。 ほとんどの有給を使い切ってしまったので、次の休暇は年末頃になりそうです。

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仕事で徹夜

先週は大きな学会の論文提出の締め切りがありました。 所属チームは、プロジェクトの成果をまとめた論文をこの学会に提出することを大きな目標としていました。どうやら大ボスがこの学会に思い入れがある様でした。 色々な問題があり、今年の年初までチーム全体の進歩状況が思わしくない状況が続きました。3月上旬には大体の問題点が解決され、もしかしたら3月末の締め切りに間に合うかもしれないという状況になり、週末出勤して急いでプログラムを書いていました。 締め切り(朝11時)の前日、いよいよ後少しでなんとかなるだろうというところで、自分のサブチームは会社に泊まって徹夜で作業するという流れに。僕の書いた分は一応問題なく動いていたのですが、問題が見つかり次第即対応する為に、泊まり込みました。 もう徹夜は体力的に無理があるので僕は2時間少しの睡眠を取ったのですが、同僚達と会社で泊まり込みで作業するのは新鮮な経験でした。上司がピザの差し入れをしたりと、文化祭前夜のような合宿旅行のような雰囲気で、 高校生の頃を思い出しました。 なんとか目処のたった朝の5時過ぎに同僚と日の出を眺めました。青く暗い空の端が橙色に燃えていくようできれいでした。 プロジェクトを通していくつか不満の募るときもあったのですが、一応満足の出来る結果となって良かったです。

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給料交渉

もうすぐ契約が切れるので上司に契約延長を頼みました。新しい契約を見せてもらうと、微々たる金額昇給されていました。 昇給と言っても1年で10回くらいランチ出来る程度の昇給だったのですが、あがるにはあがったので少しうれしかったです。

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土日出勤

週末出勤しました。 今月下旬までに大きなプロジェクトを一区切り就けなくてはならないので、仕事がかなり忙しくなったからです。色々と切羽詰まってしまい、9−17時の勤務状況では足りないので、週末出勤となりました。 実は以前からほぼ毎週末出勤しているのですが、普段は会社で任されている仕事というよりは、自分のPhDの準備に必要な勉強をしています。 しかし、今回は会社の為の週末出勤。「自分はサポート的な役割のはずなのにこのプロジェクトに週末をつぎ込んで、ただ働きになったら嫌だなぁ」と思い、「今週末働く分、後で休暇を下さい」と上司に聞いてみました。

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豪州の5S

オーストラリアではほぼ一年中強烈な日差しが降り注いでいます。薄暗い冬が印象的な欧州とは真逆で、冬でも日中は強い日差しに襲われます。 上空のオゾン層に穴があいているため、強いだけではなく、日本では届かないような周波数の紫外線(UVC)も地上へ到達しているそうです。しかもUVCは紫外線の中でも破壊力の強いもので、皮膚がんを起こすとか。 国民を紫外線から守るため、オーストラリアでは紫外線対策の啓蒙政策が取られています。その時に使われるのスローガンが以下の5S。 Slip on sun-protective clothing. Slop on SPF30+ sunscreen. Slap on a broad brimmed hat. Seek shade. Slide on some sunglasses. 以前はこんな動画を使って宣伝していたようです。 身を守る為、僕はこの5Sに従っています。しかし、毎日毎日外に出る度に「Slip, Slop, Slap」を続けるのは思いのほか精神に負担がかかるので、次は多少寒くても日差しの穏やかな地域にしようと思います。

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ドイツ理系修士留学3学期目(計算工学)

ドイツに来て2回目の冬学期は以下の科目を履修しました。 Programming of Supercomputers (5 ECTS credits) Scientific Visualisation (4ECTS credits) Parallel Numerics (5 ECTS credits) Seminar Computational Finance (4 ECTS credits) たった18単位。この修士課程を設計した教授達に取っては一番簡単な学期にする予定だったと思います。

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2015年

あっという間に2015年も1/12が終わってしまいました。 上司は、2014年の自分の働きぶりには満足しているそうで、契約を1年更新することに前向きなようです。全てがうまく行けば、このまま2016年までシドニーにいる予定です。 そこで、2015年はどんな年にするか、目標を立ててみました。

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2014年まとめ

前回の投稿を踏まえて2014年を総括します。 自分にとって一番重大な出来事はインターンシップ先の研究所に就職したことでした。 オーストリアの大学からもオファーを頂いたのですが、シドニーに留まることにしました。ヨーロッパのドイツ語圏にも強い魅力を感じていましたが、長い目で見た時に今のドイツ人上司(中ボス)のもとシドニーで働くことが得策であると判断しました。 2月に荷物を取りにドイツへ戻った時は少し悲しくも感じましたが、いつかヨーロッパへ戻ってくると思いドイツを後にしました。

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2014年1月-12月

1ヶ月何も書かないでいたら2015年になってしまいました。 月別に2014年を振り返ってみます。

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ドイツ理系修士留学2学期目(計算工学)

2011年の夏学期に取った科目は以下の6つ。DAADの奨学金が出たので授業料はかかりませんでした。 Parallel Programming  (5 ECTS credits) Computational Fluid Dynamics Lab (10 ECTS credits) Numerical Programming 2 (8 ECTS credits) Introduction to Scientific Computing II (10 ECTS credits) Software Engineering for Engineers (5 ECTS credits) Algorithms for Scientific Computing (8 ECTS credits) 計算工学の修士課程なので、Numerical Programming 2、Introduction to Scientific … Continue reading

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CEOの辞任

先週の金曜日、勤め先の会社のCEOが突然辞任しました。大ボスも含め、所属部門の全員にとって突然の通達だったようです。 同僚達と少し遅めの昼食を食べて、いつもより少しまったりとした午後一時。まさに青天の霹靂でした。

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ドイツ理系修士留学(計算工学)

ドイツ留学で学んだ内容を学期毎にまとめて書いてみようと思います。。 留学先はバイエルン州のミュンヘン工科大学(TUM)です。工学、数学、自然科学などの分野で学士号を取得した学生対象の計算工学の修士課程に在籍しました。 原則2年間(4学期)の修士課程でしたが、結局2010年10月から2013年の9月までの3年間(6学期)在籍しました。

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ドイツ理系修士留学1学期目(計算工学)

1学期目に取ったコースは以下の6科目。学費は半年間で登録料込みで542ユーロでした。

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そんな◯◯なら捨てちゃえば?

「そんな彼なら捨てちゃえば?」という映画を覚えている人はいるでしょうか。2009年に上映されたそうです。僕は観たことがありませんが、どこかで聞いた印象に残る題名だけは頭の隅に残っていました。 そんな彼なら捨てちゃえば? 無理して付き合い続けるよりは分かれた方が良い場合もあるのは当然だと思います。でも「分かれちゃえば?」ではなく「捨てちゃえば?」と言ってしまうところが、高飛車に思えました。まるで、いくらでも替えの効く使い捨て商品をについて話しているような風で、主導権はこちら側にあることが暗示されているようです。

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計算機科学で博士号取得のその後

同僚の一人が博士号を取得して、研究所を去りました。6−7年間を研究に費やしたそうです。20代の多くを費やした研究は人生の一大イベントだったと思いますが、無事に完了出来たそうで満ち足りた経験となったそう。

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帰国するのに良い季節

日本国外にいるのもだんだんと疲れてきました。日本を出てから4年経つうちに、家族も減ってしまいました。フルタイムでの仕事で給料を頂いているので、これからは年に2回は帰国したいと思っています。 過去一年でオーストラリアから日本へ帰国したのは3回。

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海外就職とその続き

先週の平日、同じグループに所属する同僚達と昼食を外で食べました。同僚の一人の送迎会でした。その日が彼の最終出勤日だったとは、その前日まで知りませんでした。つい先日まで前のデスクを使っていた同僚との突然のお別れだったので、とても驚きました。 アカデミアでは、ずっと一つの研究所に留まるよりもいくつかの研究所を回る方が良い経験になるという考えがあります。例えば、うちの研究所ではこんな暗黙の了解があります。

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人材価値と二重国籍

今年はノーベル物理学賞は日本にゆかりのある赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3名が受賞しました。話題になっている現アメリカ国籍の中村氏も、受賞理由となった研究の多くはアメリカ国籍取得前にされたようです。STAP細胞の問題が取りざたされていた2014年の日本では(基本的には)喜ばしいニュースだったように思います。

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有朋自遠方來不亦樂乎

週末はドイツからオーストラリア観光に来ていたクラスメートに会いました。彼女と会うのは、今年の2月にドイツへ戻った時以来でので8ヶ月間ぶりです。たったそれだけしか経っていないのに、前日はなぜか少し緊張してしまいました。

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Open Day

上司達が勤めている大学でOpen Dayなるものが今月の上旬に開催されました。Open Dayとは日本で言うところのオープンキャンパスで、高校生の親子連れが大学にやって来て大学生や教員と話して、進路決定に役立てるという催し物です。

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海外ドラマで英語学習

娯楽と英語学習を同時に出来れば良いと思い、8月から海外ドラマを観ています。8月はGame of Thronesのシーズン2と3を観て、9月からはPrison Breakを観ています。 英語学習といっても、字幕付きでみて、知らない単語や使えそうな表現があったらメモしているだけです。 始めてから一ヶ月以上経ったので、英語学習教材としての海外ドラマの利点と欠点を書き出してみます。

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サラリーマンの学習時間

就職してからも勉強しています。理由はたくさんあるのですが、主に3つ。 近い将来にPhDに挑戦しようと思っているので、就学準備。 2016年以降の会社の存続があやしいので、転職準備。 他に楽しいことがないので、暇つぶし。 しかし、9時から17時までは会社の拘束時間なので、完全に自由に出来る時間はその前か後。つまり、平日は1日16時間しか自分の時間がありません。 真夜中から朝8時まで、8時間の睡眠を確保するとします。会社の近くに住んでいるので、かなり急げば、起床、シャワー、着替え、出社が9時までに完了します。一日のうちで残った自由時間は、17時から真夜中までの7時間。この時間の過ごし方は大抵3通り。

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ドイツ留学を勧めないこれだけの理由(2)

ドイツ留学を勧めないこれだけの理由(1)の続きです。 ドイツ留学を勧めない二つ目の理由は「何が起きても責任を取れないから」です。 僕個人としては、仮に僕が勧めた留学先で何か良くないことが起きても、僕には何も責任はないように思いますが、そうは思わない人もいるようです。「良い部分だけを紹介して悪い部分は隠すのは無責任」、「一度勧めたからには、勧めたことに責任を持たないといけない」という考えの人々です。 ドイツは比較的安全な国なので、運が悪いか、無茶をしない限り大掛かりな犯罪に巻き込まれることは少ないです。とは言っても、毎年殺人事件はおこるし、レイプされる人達もいます。

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自殺でも尊敬

Born This Way Jamey Rodemeyer君という少年がいじめを苦に自殺しました。 彼は、”It Gets Better”というプロジェクトに参加し、10代の同性愛者を励ます動画を投稿していました。この”It Gets Better”とは、10代の同性愛者などの自殺を防ぐためのプロジェクトだったそうです。しかし、彼自身がいじめに耐え切れなくなり、死を選びました。 youtubeには、お姉さんやご両親が取材に応じている動画も投稿されています。大切な息子・弟を失ったばかりの家族が、その死に向き合って、これ以上同様の犠牲者を出さないようにとメッセージを発信しています。

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ドイツ留学を勧めないこれだけの理由(1)

カネがないならドイツ留学の記事の最後に少し書いたのですが、このブログではドイツ留学を勧めている訳ではありません。 ドイツ学位留学を勧めないのには三つ理由があります。 一つ目の理由は「もう二度と挑戦しよう(できる)とは思わないから。」です。 ドイツで計算工学と計算機工学を学んだ三年間はとても実りの多い毎日でした。外国で出来たクラスメートや友達とパーティーしたり、長期休暇にヨーロッパ旅行に出かけたり。今でもよく、当時の写真を見て楽しかった思い出に浸っています。 たくさんのプログラミング技術を学んで、いくつもの課題に取り組みました。三年間必死に学んだら、オーストラリアでほぼ希望通りの仕事にも就けました。ドイツで学んだことの全てが、今の業務に生きている訳ではありません。結果的に無駄になってしまった部分もあります。それでも、あの三年間がなかったら、今のポジションを得ることは出来なかったと思います。 でも、どんなに自分の為になった三年間でも「もう一度やれるか?/やりたいか?」と聞かれると「もう二度と無理」の様な気がします。

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技術立国日本?

ドイツに3年間留学し、オーストラリアで研究補助員として働き初めて思うことがあります。それは、英語圏やドイツ語圏と比べ、日本の技術水準は高くない、ということです。 留学するまでは、ここまで差があるとは思っていませんでした。むしろ、「理系なら日本から出ると技術水準が下がってしまうこともあるけれど、留学を通して技術以外に学ぶことが多い。」といった話を真に受けていました。 しかし、ドイツとオーストラリアで自分の専門を高めていくうちに見えて来たのは真逆の真実でした。

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変えるより替える方が楽

留学して以降、特に強く感じることがあります。変えるより替える方が楽ということです。 自分の周りの何かが問題を起こしている場合、その何かを変えて問題を解決するより、その何かを他の何かと取り替えてしまう方が楽だと思うのです。

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論理の夏

今、ウィーンはVienna Summer of Logic 2014という催し物で賑わっています。論理学に関連するたくさんの学会を同時開催しているので、2500人以上の研究者がウィーンに集まったそうです。 コンピュータを使うと論理的なプログラムを書くことが出来ます。 僕の周りでも、ミュンヘンでお世話になった方やオーストラリアの同僚が多数この催し物に参加しています。曰く「その筋の顔ぶれが勢揃いしている」らしいです。 一方で、「こんなに大きな学術学会を開催するのはあまり良いアイデアではない」という話も聞きます。

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カネがないならドイツ留学

ドイツの学位留学にかかる授業料は基本的に0円です。 もちろん、例外はあります。ドイツにある私立の大学は、それなりの授業料を要求するそうです。公立大学でもMBAなどビジネスに特化した分野などでは授業料が発生することもあります。他にも、登録料のようなものが半年で5000円程度発生しますし、必須の健康保険が月一万円程度かかります。 でも、授業料は基本的に0円です。ドイツの納税者が授業料を肩代わりしているからです。

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オーストラリアの修士号の意味

知り合いから聞いた話ですが、日本やドイツと比べると、オーストラリアでは修士号の持つ意味が違うようです。 日本やドイツの修士は学士と博士の中間です。「学部で培った基礎をもとに、修士で専門を深める」といった感じです。学士→修士→博士と進むにつれて専門を深めていきます。特別に優秀な学生の場合は、修士課程を飛ばして博士号取得のための研究を始めることもあります。しかし、2014年の現在において、ドイツではこれは一般的ではありません。 一方でオーストラリアにおける修士は、違う分野を知る為の機会と捉えられているようです。同じ専門に進むことが前提とされていません。

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パン8つ

水曜日は夜眠られず、木曜の午前3時まで起きていたので、木曜日は一日中眠たかったです。午後6時くらいになると上司が全員帰宅したので、ソファーで仮眠を取りました。 そういえば、水曜日のお昼に近所のサンドイッチ屋さんへ行きました。どうやら、何かの間違いでパンが大量にあり売り切れないのでもっていかないか、と聞かれました。「全部いるか」と聞かれたので、「いや、1つで」と答えたところ、パンが詰まったビニール袋1つをくれました。 その日に買ったサンドイッチを含めるとパンが全部で8つ。 自分では食べきれないので、職場で配りました。今回だけでなく、食べ物を買いすぎてしまって余ってしまう時などは職場に持っていきます。職場の食堂において”Enjoy!”という札を掲げておくと、おなかのすいた人が処理してくれます。 「ここがインドなら、パンなら路上の牛達にあげれば喜んだだろうなぁ」とインドを思い出しました。

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実は日系のIT産業すごいかも

日本のIT産業については良くない噂を聞いたことがあります。 以前読んだ「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」も舞台は小規模のIT企業でした。僕の友達も一人、IT企業に勤めて精神を病んでしまったようです。劣悪な労働環境は新3Kと名付けられ、「きつい、厳しい、帰れない」IT企業の現実を表しているとか。 産業構造が特異で、ITゼネコンと呼ばれる大企業が下請企業に勤めるデジタル土方という人達に仕事を丸投げするという話を聞きます。技術水準も低く、インドや中国に追い越されてしまったと言われますが、本当なのでしょうか。 僕自身は、日本のIT産業について詳しくないので分かりません。

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ドイツ優勝

ワールドカップ、ドイツが優勝しましたね。24年ぶり悲願のW杯優勝ということで、ドイツは盛り上がっているみたいです。facebookの投稿などを見ても、盛り上がっている様子が伝わってきます。 縁のあったドイツが決勝まで進んだということで、決勝戦はドイツ人の同僚達と職場で観戦しました。オーストラリアでは5時に試合開始だったのですが、朝早くに出社して職場の会議室(兼談話室)の大型スクリーンを観戦に使いました。

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セカ就に必要だったもの

2013年の海外就職活動で有用だったものをあげてみます。 cover letter (motivation letter) recommendation letter academic record master’s thesis resume

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セカ就の結果

日本で「セカ就」という言葉が本当に流行っているのかは知りませんが、2013年は「セカ就」をしていました。 実際は大学の博士学生のポジションを探していたので、「海外大学院受験」といえるかもしれません。流行語を使いたかったので、あえて「セカ就」と書きました。 欧米オーストラリアでは、CSの博士学生の大半が給料か奨学金を貰いつつ大学や研究所のために研究します。なので、就職活動といっても大きな間違いではないと思います。 応募したのは4つのポジション。 スウェーデンの大学 ドイツの母校(M工科大学) オーストリアの大学 今いるオーストラリアの研究所

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退部の思い出

高校生の最初の二年間は、陸上部の長距離部門に所属していました。 楽しいこともありましたが、部活の顧問として熱心に指導してくださる先生の方針が、自分の望むものではありませんでした。 夏の暑い日は、顧問の先生が暑さで気を悪くしていないかと、友達と心配していました。 冬の寒い日は、準備運動で身体を暖めた後に、風通しの良い校庭で何時間にも及ぶ草むしりを課されたものでした。草毟りで身体を冷やした後に、本練習の為にもう一度準備運動をしていました。

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10年目の同窓会

今週末に東京で高校の同窓会があります。 シドニーからだと交通費だけで10万以上かかるので欠席にしたのですが、今では少し後悔しています。 3年間クラス替えがなかったからか、同じクラスの同級生とは忘年会で会うのですが、他のクラスの人とは音沙汰なく10年が経ちました。 10年ぶりに会えたらどんなことを話していたのだろうか、と想像を膨らませたのですが、特に思い当たることはありませんでした。 時間が経つにつれ、共通の話題は減り、お互いの価値観もきっと変わっているのでしょう。 そういうのを含めて、参加にすれば良かったなぁと思います。

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失うという贅沢

先月末に祖母が他界しました。 祖母とは会うのは、ビザがおりずに一時帰国した6月が最後となりました。 ビザを待っていた三ヶ月間は金銭的には大きな損失でしたが、このお陰で最後に一目会うことが出来ました。無職の3ヶ月間も、意外なところで役に立ちました。 最後に会った時は既に「一日でも長生きしてほしい」思える体調には見えませんでした。苦しまずに、穏やかな最期を迎えられたのならば良いのですが。

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会社の同僚との交流

会社では、娯楽目的としていくつかの催し物があります。 年間行事としては、 11月か12月にある二泊三日程度の泊まりがけ旅行。 クリスマス前にある忘年会。 週間行事としては 水曜の夕方はピザを出前で頼んで、11頃までボードゲーム。 木曜の夕方はロッククライミング。 金曜の夕方はFun Roomという部屋で、飲み会。 日々の交流としては Inside Lunch(弁当を会社の食堂で食べる。) Coffee Break(その後に、外のカフェでコーヒーを飲む。) Outside Lunch (近くの中華料理店などで食事。) 不定期の催し物としては 事業がうまく行った時はお祝い会。 同僚が退社する時や海外からのvisitorが帰る時の送迎会(BBQなど)。 どれも強制的ではなく、参加したい人だけが参加しています。 去年の泊まりがけの旅行の夕食時のこと。大ボスが昇進した4人の研究者をたたえるプレゼンをしていました。4人の名前がディスプレイに表示されたとき、4人とも不参加なことに気付いた大ボスは、「どうなってんだよー。」とスピーチ中に笑い出していました。 僕個人は毎週金曜はIzakaya nightということで、日本食好きの同僚と日本食レストランか居酒屋へ繰り出しています。いつまで続くか分からないけれど、今のところ「一週間の締めは居酒屋!」というアニメで観たような東京サラリーマンの生活が出来ているのでうれしいです。 働いているのはシドニーですが。

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ブログ(一時)移転

しばらく、ここでブログを続けることにしました。   前のブログは2008年に山田花子さんの漫画を読んだ後に、書き始めました。   山田花子さんの漫画は、彼女の感じた強い思いに突き動かされて描かれていました。 どうしようもない話の展開も、波線が敷き詰められたオドロオドロしい背景も、独自の魅力を放ってしました。理路整然としている訳ではないのに、一般的には「負の感情」と呼ばれるものが満載の漫画なのに、なぜか、心に突き刺さるものを感じました。   「僕も、自分の感じる不満をどこかに残しておこう」とブログを始めました。 他人に話してもどうしようもない思いや、普通の会話で話しても、誰にも相手にしてもらえないだろうな不満をブログに残していました。   書き始めた頃は、貧乏旅行や短期留学でいくつもの国を訪れた後でした。その頃の僕にとっての海外は数ヶ月の短期ではいける場所だったけれど、友達が本格的な海外留学に行くのを見て、羨ましく見えました。   「いつか、ブログを書いているうちに、自分も海外で本格的に生活できるようになったらいいなぁ」と思っていました。今は、「こんな」日本で不満を書き連ねているけれど、いつかはここを脱出して、海外で活躍する内容をブログに書くようになれたらいいなぁ、と。   そして、ブログを書いているうちに、インドで8ヶ月近くインターンシップする機会に恵まれました。その経験を利用して、ドイツで3年も留学できました。更に、ドイツ留学のお陰でオーストラリアでもう一度インターンシップをすることが出来ました。   今は、活躍は出来ていないけれど、一応インターンシップをした会社で社員として働いています。   6年前は、自分以外に訪問する人がほとんどいないブログだったけれど、6年経つうちに知らない方の訪問やコメントが来るようになりました。 先日、ページビューが15万を超えました。それとほぼ同時に以前のブログ内容に対する指摘を頂き、以前のブログを修理することにしました。いつか修理が終わったらまた公開すると思います。   ミュンヘンにいた頃とくらべて、あまり充実した日々を送れていないので、また愚痴ばかりの内容になるかもしれません。   またのお越しをお待ちしています。

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